| 過去に「リレーエッセイ」掲載されたエッセイです。 | ||
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| スポーツ産業の現場から |
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(株)スポーツナビゲーション |
| 本間浩輔 |
| 2001.4.24 |
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8年間勤務した野村総研を退社し、スポーツ・ナビゲーション(http://www.sportsnavi.com/)の創設に参加して1年が経過した。この会社は社員数30数人のベンチャーだから、僕の仕事も人事から経営企画まで様々で、1日があっという間に過ぎていくというのが実感だ。 僕にとって、この転職は大いなる決断であった。しかし、母校の友人に言わせれば「遅かったね」が大半の意見。学生(院生)時代からその兆候はあったということらしい。「企業家精神」をうえつけてくれた母校に感謝しよう。 また、同じく友人などから、現在の心境を尋ねられるが、「しんどいが楽しい」が正直な気持ちである。ベンチャーの経営者が「楽しい」ではいけないのだけれど、やはりスポーツビジネスの現場は楽しい。最近、スポーツビジネスの特異性もわかりかけてきたような気がしており、これをどこかで報告したいと思っている。 「楽しい」だけではなく、「うれしい」こともある。たとえばそれは、スポーツビジネスの現場において、学会に所属する研究者の名前やその研究がよく知られているということで、「○○先生は私の知恵袋です」とか「△△先生の教えを自分の知識のように話しています」などと聞くと、何故だか「うれしい」。さらに、僕に助言や協力の申し出をしてくれる研究者も多く、これも「うれしい」。 その一方で、残念なこともある。会社を設立して間もないころ、インターンとしての学生受け入れをある教員に打診したところ「ただで学生を働かせるのか」と言われて呆れた。こっちは、学生にとってよいことと思ってオファーしているのに。 全く同じではないにしろ、スポーツビジネスの現場において、同じような話をよく聞く。また、民間企業では考えられない「ルーズさ」をもつ教員も少なくないようだ。これでは学生がかわいそうだ。 |
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