| 過去に「リレーエッセイ」掲載されたエッセイです。 | ||
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| スポーツマネジメント分科会 |
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筑波大学 |
| 柳沢 和雄 |
| 2000.11.17 |
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20世紀最後の五輪、シドニーオリンピックが閉幕した。シドニー五輪に関する諸批評は開催期間を挾み多様なメディアの中で論じられてきた。それら諸批判は開会式のあり方や輸送問題、閉幕後の施設活用方策、人種問題、ドーピング問題等々多岐にわたる。それらの問題はスポーツ産業、とりわけスポーツマネジメントの問題として取り上げなければならないものが多々あろう。スポーツ施設の建設の都市開発といった問題をはちろんのこと、例えば、一部中国選手団の出場辞退、ラドゥカンの金メダル剥奪問題は、スポーツ倫理やスポーツ医科学の問題だけでなく、その背景には選手強化に関するマネジメントや肥大化・商業主義化した五輪というスポーツマネジメントやスポーツマーケティングに関連する大きな課題がある(ラドゥカン問題は本当に風邪薬だったのか・・・?)。特に、スポーツマネジメントの立場からは、五輪をはじめとするメガスポーツイベントのマネジメントやマーケティングには大いに着目したいものである。 1960年代後半から1970年代にかけてのTVメディアのグローバル化、企業活動のグローバル化、そしてそのグローバル化に巻き込まれたスポーツのグローバリゼーションはアマチュア規定の削除を挟んで五輪の肥大化をもたらすとともにその経営破綻をもたらした。その落とし子が五輪の商業主義化と批判されたロサンゼルス五輪であったこと、そしてその後の放映権の驚くべき高騰であることはいうまでもない。ロス五輪が一つの転機であったとすれば、今メガスポーツは新たな転機を迎えている。シドニー五輪で問題となったインターネットによる動画配信の問題は、ITの高度化の中でスポーツとスポーツマネジメント及びスポーツマーケティングがどのように変質するかという課題を象徴的に示している。インターネットとともにBS放送やCS放送とデジタル化は、放映権料をはじめとする関連諸権利はどのように構成されてゆくのだろうか。またその中でキラーコンテンツとしてのスポーツはどのように変質し、どのようにマーケティングされるのであろうか。少なくとも私の想像を超えた世界が始まっている。 さて、スポーツマネジメント分科会では、メガスポーツイベントのマネジメントに関する講演会と研究会を開催しています。次回の講演会は下記のようにスポーツとそのマネジメントの新たな課題に関する講演会を開催します。演者は今年の夏、電通、三菱商事、共同通信、時事通信等が出資して作った(株)スポーツナビゲーションの代表取締役社長広瀬一郎氏をお招きし、これまでのスポーツマーケティングの現在と未来についてお話いただきます。分科会会員でなくとも関心をお持ちの方はふるってご参加ください。 1.演 題 「メガスポーツイベントの新たなマーケティング課題(仮題)」 2.演 者 (株)スポーツナビゲーション代表取締役社長 広瀬一郎氏 3.期 日 平成12年12月22日(金) 15:00〜17:00 4.会 場 早稲田大学高田馬場 体育局 5.参加費 分科会会員及び学生・院生 無料 非分科会会員、非学会員 1,000円 6.申 込 所属、氏名、分科会会員か非会員かを明記し、FAXかe-mailで申込ください。 分科会幹事 柳沢和雄宛 FAX0298-53-6363 e-mail:yanagisa@taiiku.tsukuba.ac.jp/ |
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