| 過去に「リレーエッセイ」掲載されたエッセイです。 | ||
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| スポーツ産業におけるIT効果への期待 |
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株式会社平野デザイン設計 |
| 代表取締役社長 平野 哲行 |
| 2000.8.1 |
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「21世紀はITの時代」と言われて久しく、社会全体が情報化に向かい加速度を増しています。が、実際のところ、メディア上でITが政治や国策等にもたらす効果を見ることはあっても、ITの生活や文化などの身近な部分への効果を実感している方は少ないのではないでしょうか。しかし、その効果は着実に生活や文化に浸透し、もちろん、スポーツ産業の分野でも、確実に効果をもたらしています。 たとえば、マルチメディア技術、ネット技術の発達により、地球上どこにいようと、感動的シーンをリアルタイムで観ることができるようになりました。スポーツを「観る」側においては「リアル感」という効果をもたらしたわけです。 もちろん、スポーツに「参加する」側にも大きな効果をもたらしています。たとえば、プロスポーツの世界では、スポーツと科学を結び付ける橋渡しとしての役割があります。個人の特性や場所、気候などに合わせてトレーニングシステムや用具などを常に「ベスト」な状態を作り出す「スポーツ科学」もあらゆる角度からのデータの構築など、情報の力をなくしては成り立たない、というわけです。タイガー・ウッズの史上最年少のグランドスラム達成も、ITのもたらす効果のひとつとも言えるかもしれません。一方、RFID技術を使ったセガの「腕時計型スキーリフト券」は乗り場の混雑を緩和、より快適でスマートなスキーを実現させました。また、中高年のこれからスポーツを始める人向けには、個人の健康・体力レベルに合ったスポーツ紹介する、コンピュータソフトが開発されるなど、一般層に対しても本当の意味で「スポーツを楽しめる環境」がITによって整備されつつあります。 さらに、あらゆるスポーツのゲームの放映権、映像権、選手の肖像権なども整備されるなど「スポーツビジネス」分野が日本でもついに確立される時が到来しようとしています。スポーツ産業においても「21世紀はITの時代」と言えそうです。 |
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